火災保険で地震のとき保証してもらえる!?

地震保険

火災保険では地震のとき何ももらえない!?

住宅にはほとんどの方が火災保険に入られていると思いますが、地震で被災したときは保証されるかどうか理解されていますか?
火災保険では、地震や、地震が原因で発生した津波での損壊による建物や家財の損害はまったく補償されません。
さらに、地震による延焼した損害についても保証されません。

地震保険に入るにはどうしたらいいの?

では、地震保険に加入するにはどうすれば良いのでしょうか。
地震保険は単独で契約することはできませんので、火災保険とセットで契約することになります。
火災保険に加入していれば、途中で追加することもできます。
地震保険は、保険会社によって内容が変わることもありませんし、補償内容や保険料はどこの会社でも同じですので、気になる方は現在契約している保険会社や代理店へご相談ください。

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地震保険でも保険金が支払われないケース

地震保険に入っていても、保険金が支払われない場合があります。

  • 建物・家財が地震などにより損害を受けても、地震が発生した日の翌日から起算して10日を経過した後に生じた損害や、保険の対象の紛失・盗難の場合。
  • 戦争・外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱、その他これらに類似の事変または暴動、核燃料物質もしくは核燃料物質等によって汚染された物の放射性、爆発性、その他の有害な特性またはこれらの特性により発生した損害。

地震で車が損害された場合はどうなる!?

自動車保険は自動車の事故によりケガや車の補償がされますが、地震や噴火、津波での損害は補償の対象外となっています。

一部の保険会社では、自動車保険の特約を付けることにより地震や噴火、津波を補償の対象とすることが可能です。

地震保険についても自動車の補償は対象外となっています。
以下のものは、保険の対象になりませんので注意してください。

  • 通貨、有価証券、預貯金証書、印紙、切手、自動車
  • 1個または1組の価値が30万円を超える貴金属、宝石、書画、骨董、彫刻品、その他美術品
  • 商品、営業用什器、備品、その他これらに関するもの
  • 稿本、設計書、図案、証書、帳簿、その他これらに関するもの

なお、工場や事務所専用の建物など住居として使用されない建物およびその建物に収容される動産は対象となりません。