最低でも3日分の備蓄を用意しておきましょう
大規模災害が起こりライフラインが止まると、生活に大きな支障をもたらします。
しかし、災害発生から3日間は人命救助が最優先されるため、ライフラインが復旧するまで最低でも3日分の備蓄は各自用意することが大切です。
また、巨大で広範囲な災害が起こった場合には行政の支援も思うように行き届かない可能性があるので、1週間程度の備蓄品があれば、尚安心でしょう。
避難生活で必要不可欠なモノ
防災グッズで必要なものは、実は防災専門家と一般人では考え方が少し違うのです。下記のランキングをご覧ください。
ー 震災時の必要品に関する意識調査 ー
一般人 |
防災専門家 |
1位 |
保存水 |
1位 |
ヘルメット |
2位 |
非常食 |
2位 |
ホイッスル・ブザー |
3位 |
懐中電灯 |
3位 |
非常用トイレ |
4位 |
ラジオ |
4位 |
懐中電灯 |
5位 |
携帯充電器 |
5位 |
保存水 |
※株式会社LA・PITA調べ
一般の方は、まず飲食を必要と考えますが、防災の専門家は、ホイッスル・ブザー、ヘルメットを上位にあげています。これは、まず災害が起こったときどう命を守るか?ということを優先に考えられています。一般の方のランキングには入っていない非常用トイレですが、こちらも備蓄することをおすすめします。ライフラインが止まると仮設トイレがすぐに届くから大丈夫でしょ?と思われがちですが、東日本大震災のときには岩手県、宮城県、福島県に仮設トイレが行き渡るまでの日数は3日以内で34%、一方で8日以上は49%もあるのです。