マグニチュード | M6.8 |
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地震発生時間 | 2004年10月23日17時56分 |
最大震度を観測した場所 | 新潟県中越地方 |
死者 | 68人 |
重傷者 | 633人 |
軽傷者 | 4,172人 |
家屋全壊 | 3,175棟 |
※気象庁・消防庁の資料による
山間部を襲い土砂崩れが多発した中越地震
地すべりなどの斜面崩壊、家屋の倒壊、道路や電力などのライフラインの被害、液状化などの被害が多発しました。家屋や土砂の下敷きによる被害も多く発生し、地震や避難生活のストレス・疲れにより多くの高齢者が亡くなりました。
写真提供:(財)消防科学総合センター
土砂が川をふさぐ「河道閉塞」が多く発生
新潟県長岡市を中心にする中越地方の深さ約10kmで発生し、新潟県川口町で震度7、新潟県小千谷市・山古志村・小国町で震度6強を記録。余震も震度6強を観測するなど余震活動も活発でした。中越地震では地すべり、家屋の倒壊、液状化など多くの被害が発生しました。そのため、死者のうち約4分の1が家屋や土砂の下敷きによるものでした。また、崩れた土砂が川をふさいで水がたまる河道閉塞(かどうへいそく)が多発。溜まってしまった水で水没してしまう集落もありました。