新潟県中越沖地震

家屋の倒壊
マグニチュード M6.8
地震発生時間 2007年7月16日10時13分
最大震度を観測した場所 新潟県中越沖
死者 15人
家屋全壊 1,331棟
家屋半壊 5,709棟

※気象庁・消防庁の資料による

わが国初の地震発生による原発トラブルを招いた

新潟県中越沖を震源とした逆断層型地震が深刻な被害を与えました。土砂崩れや地割れ、家屋倒壊といった大きな被害が発生しただけでなく、柏崎刈羽原発で変圧器の火災というショッキングな出来事も起きてしまいました。

家屋の倒壊 家屋倒壊 電車転覆

写真提供:(財)消防科学総合センター

揺れは新潟県を中心に広範囲にわたった

新潟県中越沖の深さ約17kmで発生し、新潟県柏崎市、刈羽村、長岡市、長野県飯綱町で震度6強、新潟県上越市、小千谷市、出雲崎町で震度6弱を観測。体感できる余震は1ヵ月程度続きました。この地震によって柏崎市の沿岸部では、北西方向に地盤が約17cm移動するなどの変動が観測されました。土砂崩れや地割れ、家屋の倒壊、道路や電力などのライフラインの災害が起きたほか、柏崎刈羽原発で編電気の火災も発生しました。幸いにも深刻な事態には陥らず、地元消防によって収束しました。